学習塾に通わせるタイミング

子どもを学習塾に通わせるタイミングは案外難しく、悩んでいる保護者の方も多いと思います。塾に通う目的はひとりひとり違いますので、一概にどの時期と決まっているわけではありませんが、ここでは小学生が塾に通い出す一般的なタイミングをご紹介いたします。

苦手な科目の勉強や学力に不安を感じているなら

小学校高学年になると授業のレベルが上がるので、授業について行けなくなる子どもが増えてきます。授業に追いつけなくなると学習意欲は徐々に低下して、勉強を強制的にやらされている感覚になってしまいます。さらに、勉強に対する苦手意識が芽生えて、勉強が嫌いになっていってしまいます。

また、小学校の授業で躓いてしまうと、中学生になってからの授業に対する姿勢も変わってきて、将来に影響を及ぼさないとも限りません。そこで学習塾を利用して、苦手な科目の克服や学力向上をサポートしてあげるのも、子どもの将来を助ける一つの方法と言えます。

受験のタイミングで

子どもを塾に通わせる一つの目安として受験があります。志望校に合格するために自主学習にプラスして、学習塾を利用するご家庭も多いです。

中学受験を検討している場合は、中学受験に関するカリキュラムがスタートするのが小学4年生からなので、この前後あたりに入塾させるのが一般的です。早めに塾に通わせることで、勉強する習慣が少しずつ定着していくのもこの時期が選ばれる理由の一つです。受験間際になるにつれてスケジュールが厳しくなりますので、無理なく受験対策に臨めるのがこの時期と言えます。