脳の仕組みと勉強について

脳には様々なメカニズムがあり、脳の仕組みを知っておけば勉強の効率アップに役立てることもできます。ここでは、様々ある脳のメカニズムの一部をご紹介いたします。

あくびのメカニズム

あくびは悪いものという印象がありますが、それは行儀の問題であって、脳のメカニズムの上ではむしろ活動を助けるサポーターとなってくれます。あくびは脳の働きが鈍った時に出るサインで、あくびすることであご周りの筋肉が伸縮して筋肉の中の神経が刺激されます。これが信号となって脳に伝わり、再び活動できる状態の脳にされます。自室で復習や予習をしている時なら、誰にも気兼ねはいらないので、思い切りあくびしてください。脳がクリアになって集中力が高まります。また、背伸びや深呼吸でも同様の効果が得られます。

自室で復習や予習をしている時なら、誰にも気兼ねはいらないので、思い切りあくびしてください。脳がクリアになって集中力が高まります。また、背伸びや深呼吸でも同様の効果が得られます。

人間の記憶について

記憶が忘れられていく速度を調べた「エビングハウスの忘却曲線」というものがあって、これによると、人の記憶は1時間で56％、9時間で64％、24時間で74％が忘れられるとあります。そのため、学校や学習塾で勉強しただけでは記憶としては定着されないとことが多いです。

先の例の通り、一度の学習で本当に記憶として定着させるのは難しいので、同じ内容を二度三度と繰り返し復習することで少しずつ記憶は定着されていきます。こうした復習を繰り返す癖が勉強では大切になります。特に高校受験では多くのことを覚えなくてはならないので、毎日の繰り返しの学習が大変に影響してきます。

学校や学習塾で勉強したから満足するのではなくて、学習内容を記憶に定着させるためにも、家に帰ってから復習する習慣をつけてください。